セロリの栄養の基本|知っておきたいポイント
セロリの栄養について、含まれる成分と食べ方の関係をまとめました。葉と茎で傾向が違うこと、生と加熱のちがい、水にさらす時間や保存で気をつけたい点も合わせて紹介します。
概要
セロリは水分が多く、カリウムや食物繊維、ビタミンKなどを含む野菜です。葉の部分にはβ-カロテンが比較的多く、茎とは成分の傾向が異なります。生でも加熱でも食べられますが、水にさらす時間が長いと水溶性の成分は流れ出やすくなります。特定の不調に働きかけるものではなく、日々の献立を組み立てる材料のひとつとして考えるのが現実的です。
ポイント
- 可食部の約95%が水分で、重さのわりにエネルギー量は少なめです。
- カリウム、食物繊維、ビタミンK、葉酸などを含みます。
- 葉にはβ-カロテンが茎より多く含まれるため、捨てずに使うと栄養面でも献立の彩りでも無駄がありません。
- 独特の香りは香り成分によるもので、加熱すると穏やかになります。
- 筋を取りすぎると食物繊維の一部も一緒に減るので、太い部分だけにとどめるのが実用的です。
- 水にさらすのは5分程度を目安にすると、風味と成分の流出を抑えられます。
具体例
- 葉を刻んでスープに入れ、弱火で5分煮て風味づけにする。
- 茎を斜め薄切りにして塩もみし、浅漬け風にする。
- 肉と一緒に炒めて、香りを移した副菜にする。
- 細かく刻んでポテトサラダやマリネに混ぜ、食感を足す。
- 煮込み料理の香味野菜として、たまねぎ、にんじんと合わせて使う。
実践のコツ
- 葉と茎を切り分け、葉は乾きやすいので先に使い切る順番にすると無駄が出ません。
- 加熱すると香りが穏やかになるので、香りが苦手な場合はスープや煮込みから試すとよいでしょう。
- 使いきれない分は刻んで冷凍し、3週間ほどを目安に汁物や炒め物へそのまま入れます。
よくある質問
- Q. 葉は食べられますか。
- A. 食べられます。香りが強いので、刻んでスープや炒め物に少量ずつ加えると使いやすくなります。天ぷらにする方法もあります。
- Q. 生と加熱ではどちらがよいですか。
- A. 目的次第です。食感と香りを楽しむなら生、量を食べたい場合や香りを穏やかにしたい場合は加熱が向きます。
- Q. 筋は必ず取るべきですか。
- A. 外側の太い茎だけ取れば十分です。内側の細い茎は筋が気になりにくく、そのまま切って使えます。