雁が音(かりがね)の種類と淹れ方・楽しみ方
雁が音(かりがね)は、茶葉ではなく茎の部分を使ったお茶です。どんな味わいなのか、種類の違い、家での淹れ方の目安、合う食べ物までまとめました。日常のお茶として扱いやすいのが特徴です。
雁が音(かりがね)とは
雁が音は、煎茶や玉露を仕上げる工程で選り分けられた茎を集めたお茶で、茎茶や白折とも呼ばれます。葉のお茶より渋みが控えめで、やわらかい甘みと澄んだ香りが出やすいのが特徴です。
種類
- 玉露の茎を使ったもの(甘みと旨みが強く出ます)
- かぶせ茶の茎を使ったもの(玉露に近く、価格は控えめです)
- 煎茶の茎を使ったもの(さっぱりとして日常向きです)
- 白折と呼ばれる、細い茎を多く含むもの
- 茎を焙じたほうじ茎茶(香ばしく、カフェインが穏やかとされます)
- 葉と茎を混ぜたもの(味に幅が出ます)
家での淹れ方・作り方
- 急須に茶葉(茎)を人数分入れます。2人分なら5〜6gが目安です。💡 茎はかさばるため、葉のお茶より多めに見えるのが普通です。
- 湯を沸かし、湯のみに移して70〜80度まで冷まします。1分ほどが目安です。
- 急須に湯を注ぎ、ふたをして40〜50秒待ちます。
- 湯のみに少しずつ注ぎ分け、最後の一滴まで注ぎきります。💡 残すと二煎目が渋くなります。
- 二煎目は湯温を少し上げ、待ち時間を20秒ほどに短くします。
相性のよい食べ物
- せんべいやおかき
- 和菓子(羊羹、最中)
- 焼き魚や煮物などの和食
- おにぎりや軽い食事
コツ
- 熱湯を直接注ぐと渋みが出やすいので、一度湯のみに移して冷まします
- 開封後は密閉して冷暗所に置き、1か月ほどを目安に飲みきります
- 茎が多い分ふんわりしているので、かさがあるため、計量スプーンで量を決めると味が安定します
よくある質問
- Q. 煎茶とどう違いますか
- A. 葉ではなく茎が主体のため、渋みが控えめで甘い香りが出やすいのが違いです。価格も葉のお茶より抑えめのことが多いです。
- Q. 白折と同じものですか
- A. どちらも茎茶を指す呼び名で、地域や店によって使い分けられています。細かな配合の違いはありますが、大きくは同じ種類として扱われます。
- Q. 水出しでも飲めますか
- A. 飲めます。ポットに茎6gと水500mlを入れ、冷蔵庫で3〜4時間置くと、甘みの立った味わいになります。