番茶の種類と淹れ方・楽しみ方
番茶は、日常づかいの日本茶を広く指す呼び方です。どんなお茶か、地域ごとの種類、家での淹れ方の手順、合わせやすい食べ物まで、湯温と時間の目安とあわせてまとめました。
番茶とは
番茶は、煎茶に使う若い芽より後に摘んだ葉や、大きく育った葉、茎などを原料にしたお茶の総称です。地域によって指すものが異なり、日常的に飲む普段づかいのお茶という意味合いで使われます。
種類
- 秋冬番茶(夏以降に摘んだ葉を使う)
- 京番茶(強く炒った香りが特徴)
- 阿波番茶(乳酸発酵させたもの)
- 碁石茶(発酵させて固めたもの)
- 茎を多く含むタイプ
- 焙じた番茶(ほうじ茶に近い風味)
家での淹れ方・作り方
- 急須と湯のみに熱湯を回しかけ、温めておきます。
- 急須に番茶を大さじ山盛り1杯(約5g)入れます。💡 葉が大きいので、煎茶より多めが目安です。
- 沸かしたての熱湯300mlをそのまま注ぎます。💡 番茶は熱湯で構いません。冷ますと香りが立ちにくくなります。
- ふたをして30秒ほど待ちます。長く置くと渋みが出ます。
- 濃さが均一になるよう、少しずつ回し注ぎ、最後の一滴まで注ぎきります。
相性のよい食べ物
- 焼き魚や煮物などの和のおかず
- 塩気のあるおにぎり
- せんべい・あられ
- 羊羹や饅頭
コツ
- 熱湯で短時間が基本。湯温を下げるより、時間を短くする方が味が整います。
- やかんで煮出す場合は、沸騰後に火を止めて3〜5分。煮続けると雑味が出ます。
- 夏は冷まして冷蔵し、当日中に飲みきります。作り置きは長く置かない方が安全です。
よくある質問
- Q. 番茶とほうじ茶の違いは。
- A. ほうじ茶は茶葉を焙じたもので、番茶は原料の区分を指す呼び方です。番茶を焙じたほうじ茶もあり、重なる部分があります。
- Q. カフェインは含まれますか。
- A. 含まれます。煎茶に比べると少なめとされますが、量は種類と淹れ方で変わります。気になる場合は薄めに淹れてください。
- Q. 食事中に飲んでもよいですか。
- A. 渋みが穏やかで香りも強すぎないため、食事に合わせやすいお茶です。熱いうちに飲むと香りが立ちます。