田舎そばの特徴と代表的な料理
田舎そばは、そばの実を殻ごと挽いた粉を使う、色の濃い太めのそばです。香りと歯ごたえの特徴、代表的な食べ方、家庭での扱い方までまとめました。
特徴
田舎そばは、そばの実の甘皮や殻ごと挽いた粉を使うため、色が濃く黒っぽい点が目に見える特徴です。麺は太めに切られることが多く、噛みごたえがあります。香りが強く、つゆの味に負けにくいと言われます。地域によって粉の配合や太さが違い、同じ呼び名でも仕上がりに幅があります。
代表的な料理
- ざるそば
- もりそば
- かけそば
- 天ぷらそば
- 鴨南蛮そば
- 山かけそば
- おろしそば
- きのこそば
- にしんそば
- そばがき
- そば湯
- けんちんそば
よく使う調味料・食材
- 濃口しょうゆ
- みりん
- かつお節
- 昆布
- わさび
- 刻みねぎ
家庭で作りやすい料理
- 乾麺の田舎そばをたっぷりの湯でゆで、冷水でよく締めるざるそば
- めんつゆを濃いめに作り、大根おろしを添えるおろしそば
- 豚肉とねぎを煮たつゆで食べるかけそば
成り立ち
そばは山あいの土地でも育つため、米の代わりの主食として各地で食べられてきました。殻ごと挽く製法は農村で広く行われ、のちに田舎そばという呼び名が定着したとされます。
よくある質問
- Q. 更科そばとの違いは何ですか。
- A. 更科はそばの実の中心部だけを使うため白く上品で、田舎は殻ごと挽くため色が濃く香りが強い点が違います。太さも田舎のほうが太めです。
- Q. ゆで方のコツはありますか。
- A. 湯をたっぷり沸かし、麺を入れたら強火を保ってふきこぼれに気をつけます。ゆで上がったらすぐ冷水で洗い、ぬめりを取ります。
- Q. つゆは濃いめと薄めどちらが合いますか。
- A. 香りが強い麺なので、濃いめのつゆに少しつけて食べる形が合うとされます。かけそばにするときは、だしをきかせると調和します。