さつまいもの旬の基本|知っておきたいポイント
さつまいもの旬は、収穫の時期と食べごろが少しずれます。掘りたてが出回る初秋から、貯蔵して甘みがのる秋の終わりから冬にかけての流れ、品種や選び方の目安をまとめました。
概要
さつまいもの収穫は八月の終わりから十一月ごろにかけて行われますが、掘りたてはまだ甘みが乗り切っていないことが多いとされます。一定の温度と湿度で数週間から数か月おくと、でんぷんが糖に変わって甘みが増すため、食べごろは十月から一月ごろになります。貯蔵の技術があるため、春先まで店頭に並びます。品種によって粉質かねっとりかが分かれ、料理の向き不向きも変わります。
ポイント
- 収穫は8月下旬〜11月ごろ
- 食べごろは貯蔵を経た10月〜1月ごろ
- 貯蔵によってでんぷんが糖に変わり、甘みが増す
- 粉質の品種は焼き芋や天ぷら、ねっとり系は焼き芋や菓子に向く
- 貯蔵ものが出回るため、春先まで購入できる
具体例
- 粉質でほくほくした品種 — 天ぷらや煮物に向く
- ねっとりした食感の品種 — 焼き芋や菓子に向く
- 皮が紫で果肉が黄色い一般的な品種 — 幅広い料理に使える
- 果肉が濃い黄色の品種 — 甘みが強く、そのまま焼くだけでおいしい
- 紫色の果肉の品種 — 色を生かした菓子に使われる
実践のコツ
- 皮に張りがあり、ひげ根の跡が少なく、持ったときに重いものを選びます
- 冷蔵庫は苦手なので、新聞紙に包んで13度前後の冷暗所に置きます
- 焼くときは160度前後の低い温度で60分ほどかけると、甘みが引き出されます
よくある質問
- Q. 掘りたてと貯蔵ものはどちらが甘いですか。
- A. 一般には貯蔵ものです。数週間から数か月おくことででんぷんが糖に変わり、甘みが増すとされています。
- Q. 冷蔵庫で保存してもよいですか。
- A. 低温に弱いため向きません。新聞紙に包み、風通しのよい冷暗所に置くほうが日持ちします。
- Q. 切ったあとの黒い部分は食べられますか。
- A. 切り口が空気に触れて変色した程度なら問題ありません。中まで黒く変質しているものは避けてください。