1日の食塩摂取量の基本|知っておきたいポイント
1日の食塩摂取量の目安と、日本人の平均的な摂取量、塩分が多くなりやすい料理、家庭でできる減らし方の工夫について、断定を避けて中立にまとめました。
概要
日本の食事摂取基準では、成人の1日の食塩の目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています。一方、国の調査による実際の平均摂取量は男女とも10g前後で、目標量を上回っている状態が続いています。食塩は調味料だけでなく、加工食品や麺のスープ、漬物からも入ってきます。まずはどこから摂っているかを把握することが、量を考える出発点になります。
ポイント
- 成人の目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満(日本の食事摂取基準)
- 実際の平均摂取量は10g前後で、目標との差がある
- しょうゆ大さじ1でおよそ2.6g、みそ大さじ1でおよそ2.2gの食塩相当量
- 麺のスープを全部飲むと、1杯で4〜6g加わることがある
- 加工食品やパン、練り物にも食塩が含まれる
- 食塩相当量は食品表示で確認できる
具体例
- ラーメン1杯 5〜7g程度
- カップ麺1個 4〜6g程度
- 梅干し1個 1〜2g程度
- 食パン6枚切り1枚 0.7g程度
- みそ汁1杯 1.2〜1.5g程度
- ウインナー2本 0.8g程度
実践のコツ
- 麺類のスープを残すだけで、1杯あたり2〜3g減らせる計算になります
- だし、酢、こしょう、ゆず、ごまなどで風味を足すと、塩を減らしても物足りなさが出にくくなります
- 食品表示の食塩相当量を見る習慣をつけると、自分の食生活の傾向がつかめます
よくある質問
- Q. ナトリウムと食塩相当量の違いは何ですか。
- A. 表示のナトリウム量に2.54を掛けると食塩相当量になります。多くの製品では食塩相当量が併記されています。
- Q. どのくらい減らせばよいですか。
- A. 個人の状況によります。持病がある場合は自己判断せず、かかりつけの医療機関に相談してください。
- Q. 減塩の第一歩は何ですか。
- A. 汁物を1日1杯までにする、麺のスープを残すなど、量の大きいところから見直すと変化が分かりやすいでしょう。