アルコールのカロリーの基本|知っておきたいポイント
アルコールのカロリーについて、酒類ごとの目安、糖質との関係、計算のしかたと表示の見方を、数字を添えて中立にまとめました。飲む量を考えるときの参考にしてください。
概要
アルコールそのものは1gあたりおよそ7kcalとされ、糖質やたんぱく質の1gあたり約4kcalより高い値です。酒類のカロリーは、含まれるアルコールの量と、糖質などの成分の量を合わせたものになります。そのため度数が高い酒はアルコール由来の分が大きく、糖質を多く含む酒はその分が上乗せされます。銘柄や製法で差があるため、商品の栄養成分表示を確かめるのが確実です。
ポイント
- アルコール1gあたりのエネルギーはおよそ7kcalとされています。
- 酒類のカロリーは、アルコール由来の分と糖質など他の成分の分の合計です。
- 度数が高いほど、同じ量ならアルコール由来のカロリーは大きくなります。
- 蒸留酒は糖質がほとんど含まれず、醸造酒には糖質を含むものが多くあります。
- 割り材やつまみのカロリーも合わせて考える必要があります。
- 商品ごとに差があるため、栄養成分表示の100mlあたりの値を見るのが確実です。
具体例
- ビール中びん1本(500ml・度数5%前後)でおよそ200kcalが目安
- 日本酒1合(180ml・度数15%前後)でおよそ190kcalが目安
- ワイン グラス1杯(120ml・度数12%前後)でおよそ90kcalが目安
- 焼酎の水割り(原酒60ml・度数25%)でおよそ85kcalが目安
- 甘い果実酒やリキュールは糖質が多く、同じ量でも数値が高くなりがち
実践のコツ
- 計算するときは「量(ml)×度数(%)÷100×0.8×7」でアルコール由来の分がおおよそ出せます。
- 糖質を抑えたい場合は、割り材を無糖の炭酸水やお茶にすると上乗せ分が減ります。
- つまみは揚げ物より、焼き魚や豆腐、野菜の和え物のほうが全体の量を抑えやすくなります。
よくある質問
- Q. 糖質ゼロの酒はカロリーもゼロですか。
- A. 違います。糖質がなくても、アルコールそのものにエネルギーがあります。糖質ゼロと表示されていても、度数の分のカロリーは残ります。
- Q. 蒸留酒と醸造酒ではどちらが低いですか。
- A. 同じアルコール量なら糖質の少ない蒸留酒のほうが数値は低めです。ただし度数が高いので、飲む量によっては逆転します。
- Q. 表示のどこを見ればよいですか。
- A. 栄養成分表示の100mlあたりのエネルギーと炭水化物の欄です。実際に飲む量に換算して考えると分かりやすくなります。