すぐきとは|特徴・食べ方・由来
すぐきは京都で受け継がれてきた冬の漬物です。すぐき菜を塩だけで漬け込み、自然な酸味が出るまで置きます。特徴や食べ方、家での楽しみ方をまとめました。
すぐきとは
すぐきは、かぶの仲間であるすぐき菜を塩で漬け込んだ京都の漬物です。調味液を使わず、発酵によって酸味が生まれる点が特徴とされます。冬から早春にかけて出回ることが多い季節の品です。
特徴
- 塩以外の調味料をほとんど使わず、発酵による酸味が味の中心になります。
- 葉と根の両方を漬けるため、部位によって歯ざわりが違います。
- 刻むと香りが立ち、白いご飯や茶漬けに合わせやすくなります。
食べ方・楽しみ方
- 根の部分は薄切り、葉は細かく刻んで、そのままご飯に添えます。
- 刻んで熱いお茶をかけ、茶漬けにすると酸味がやわらぎます。
- ごま油と白ごまで軽くあえると、酒の肴にも向きます。
家で楽しむなら
家庭で一から漬けるのは手間がかかりますが、買ってきたものを刻んで料理に混ぜると使い道が広がります。酸味が調味料の代わりになるので、油を使う料理と合わせやすいとされます。刻んでチャーハン、卵焼き、和風パスタに混ぜると、塩気と酸味が生きます。
由来
京都の北部にあたる地域で古くから作られてきたと伝えられます。もとは自家用の漬物でしたが、しだいに冬の名物として広く知られるようになりました。
よくある質問
- Q. すぐきの酸味は何によるものですか。
- A. 漬け込む間に進む発酵によるものです。調味液で酸味をつけたものとは違い、時間をかけて自然に出た味とされます。
- Q. 保存はどうしますか。
- A. 開封後は密閉して冷蔵し、1週間ほどを目安に食べきります。日がたつにつれ酸味は強くなります。
- Q. 塩気が強いときは。
- A. 薄く切って水に5分ほどさらすと和らぎます。刻んでご飯や卵焼きに混ぜる使い方も向いています。