武蔵野うどんとは|特徴・食べ方・由来
武蔵野うどんは、東京西部から埼玉にかけて食べられてきた太くてかための地粉うどんです。つけ汁の特徴や食べ方、家庭で楽しむときの合わせ方までまとめました。
武蔵野うどんとは
武蔵野うどんは、東京都の多摩地域から埼玉県西部にかけて伝わる、色が濃く太めのうどんです。ゆでた麺を冷たいまま、豚肉やねぎを煮た温かいつけ汁に浸して食べる形が中心です。
特徴
- 地粉を使うため麺の色がやや黒っぽく、太くてかみごたえがあります。
- つけ汁は豚肉やねぎ、油揚げを煮た温かいしょうゆ味で、麺に負けない濃さです。
- 麺は冷水でしめて出すことが多く、つけ汁との温度差が持ち味になります。
食べ方・楽しみ方
- 麺は少量ずつ取り、つけ汁にくぐらせて食べます。長く浸すと汁がぬるくなります。
- 薬味のねぎや七味は途中から足すと、後半まで味が変わって飽きにくいです。
- つけ汁が残ったら、そば湯や湯を足して飲む店もあります。案内があるときに従ってください。
家で楽しむなら
太めの乾麺や冷凍うどんを表示より少し長めにゆで、冷水でしめれば近い食感になります。つけ汁は豚バラ肉とねぎをだしとしょうゆで中火7〜8分煮て、肉に中心まで火を通してから使います。家では肉汁うどん、きのこ入りのつけ汁うどん、鶏肉とねぎのつけうどんが作りやすい組み合わせです。
由来
小麦がよく育つ関東の台地では、うどんが日常の食事や来客のもてなしとして家庭で打たれてきました。その土地の粉と食べ方がそのまま店に受け継がれ、今の形で呼ばれるようになったとされます。
よくある質問
- Q. 普通のうどんとの違いはどこですか。
- A. 麺が太くかたく、色がやや濃いのが特徴です。温かい汁につけて食べる形が中心で、冷たいかけつゆで食べる形とは食感の狙いが違います。
- Q. つけ汁は温かいままですか。
- A. 温かいつけ汁が基本です。麺は冷たいまま出ることが多いため、浸しすぎると汁がぬるくなります。少量ずつ取るのがすすめです。
- Q. 家庭でも同じ麺は手に入りますか。
- A. 太めの乾麺や冷凍うどんで近づけられます。全粒粉入りの麺を選ぶと色と香りが近くなります。