ドイツパンの特徴と代表的な料理
ドイツパンの特徴と代表的な種類、よく使う材料、家庭で作りやすいものをまとめました。ライ麦の割合による違いや食べ方の目安も合わせて紹介します。
特徴
小麦だけでなくライ麦を多く使うのが大きな特徴です。サワー種で発酵させるため酸味があり、生地が詰まって重く、薄く切って食べるものが多くあります。塩気のある具材と合わせる前提で作られており、甘みは控えめです。地方ごとに配合や形が異なり、種類は数百に及ぶといわれます。
代表的な料理
- ロッゲンブロート(ライ麦パン)
- フォルコンブロート(全粒粉のパン)
- プンパーニッケル(長時間蒸し焼きの黒パン)
- ミッシュブロート(小麦とライ麦の混合)
- ブレッツェル
- ブレートヒェン(小型の丸パン)
- カイザーゼンメル
- シュトレン
- ラウゲンシュタンゲン
- ゾンネンブルーメンブロート(ひまわりの種入り)
- キュルビスケルンブロート(かぼちゃの種入り)
- バウアンブロート(田舎パン)
よく使う調味料・食材
- ライ麦粉
- サワー種(発酵種)
- キャラウェイシード
- 岩塩
- ひまわりの種・かぼちゃの種
- モルトエキス
家庭で作りやすい料理
- ライ麦粉を全体の3割ほど混ぜた食事パン
- 重曹をとかした湯にくぐらせて焼くブレッツェル
- 小型の丸パン(ブレートヒェン)
成り立ち
ライ麦は寒冷で痩せた土地でも育つため、小麦の育ちにくい北部を中心に主食として広まりました。地方ごとの製粉所とパン屋が独自の配合を守ってきたことで、種類が細かく分かれた形になっています。
よくある質問
- Q. 酸味が強いのはなぜですか
- A. サワー種という発酵種を使うためです。ライ麦の割合が高いほど酸味も強くなり、日持ちもよくなります。
- Q. どう食べるのがよいですか
- A. 5〜8mmに薄く切り、バターやチーズ、ハム、酸味のある野菜と合わせます。トーストすると香りが立ちます。
- Q. 保存はどうしますか
- A. 切り口を下にして常温で2〜3日が目安です。それ以上は1枚ずつ包んで冷凍し、凍ったまま焼くと食感が戻ります。