ベトナム料理の特徴と代表的な料理
ベトナム料理の特徴と代表的な料理をまとめました。よく使う調味料やハーブ、南北で異なる味つけの傾向を整理しています。家庭で作りやすい料理と、材料を手に入りやすいもので代える方法も紹介します。
特徴
米を主食とし、米粉から作る麺やライスペーパーを幅広く使います。魚醤を基本の塩気として、砂糖、ライム、唐辛子で甘み、酸味、辛みのつり合いをとるのが特徴です。パクチーやミント、青じそに似た葉など、生のハーブをたっぷり添えて食べます。北部は塩気を重んじたあっさりした味つけ、南部は砂糖とココナッツミルクを使った甘めの味つけになる傾向があります。
代表的な料理
- フォー
- 生春巻き
- 揚げ春巻き
- バインミー
- ブンチャー
- バインセオ
- 鶏肉のフォー
- 空心菜の炒め物
- 牛肉のレモングラス炒め
- ベトナム風甘酢サラダ
- カインチュア(酸味のあるスープ)
- ベトナム風カレー
よく使う調味料・食材
- 魚醤(ナンプラーで代用できます)
- ライムまたはレモン
- 砂糖
- 唐辛子
- レモングラス
- パクチー、ミントなどの生のハーブ
家庭で作りやすい料理
- 生春巻き(えびは中心まで加熱し、野菜と一緒に巻きます)
- 鶏肉のフォー風の汁麺(市販の米麺と鶏がらスープで作れます)
- つけだれの甘酢を使ったサラダ(せん切り野菜と炒った落花生を合わせます)
成り立ち
米の栽培が盛んな地域の食文化を土台に、隣接する国々の麺や炒め物の技法が加わりました。近代にはフランスの影響でパンやコーヒーが広まり、米粉の麺とパンが並び立つ食卓になりました。
よくある質問
- Q. ナンプラーと魚醤は同じものですか
- A. どちらも魚を塩漬けにして作る調味料で、産地によって塩気と香りが少し変わります。手に入りやすいもので代用できます。
- Q. パクチーが苦手でも楽しめますか
- A. 青じそやみつばに替えても構いません。ライムと砂糖のつり合いがとれていれば、味の骨組みは変わりません。
- Q. 辛い料理が多いのですか
- A. 唐辛子は食べる人が自分で足す形が多く、料理そのものは辛くないものも少なくありません。つけだれで調整できます。