萬古焼の土鍋の選び方・使い方・手入れ
萬古焼の土鍋の特徴と選び方をまとめました。号数の決め方、目止めの手順、洗い方と乾かし方、割れを防ぐ火加減の目安まで合わせて紹介します。
萬古焼の土鍋とは
三重県の四日市周辺で作られてきた陶器の土鍋で、熱に強い土を使うのが特徴です。国内で流通する土鍋の多くがこの産地のもので、家庭の鍋物用として広く使われています。
種類と違い
- {"name": "深型の鍋物用", "note": "汁の多い寄せ鍋向きで、人数に合わせて号数を選びます。"}
- {"name": "浅型のすき焼き用", "note": "汁が少ない料理向きで、具を平らに並べやすい形です。"}
- {"name": "ごはん炊き用", "note": "厚い蓋と丸い胴で、吹きこぼれにくく作られています。"}
- {"name": "一人用の小鍋", "note": "5〜6号の小型で、湯豆腐や一人分の煮込みに向きます。"}
- {"name": "IH対応タイプ", "note": "底に発熱体を組み込んだもので、直火専用とは別の作りです。"}
選び方
- 人数で号数を選びます。2人なら7〜8号、4人なら9号が目安です。
- 直火用かIH対応かを必ず確認します。直火用はIHに載せても加熱できません。
- 蓋の重さと縁の立ち上がりを見ます。厚い蓋は吹きこぼれにくい傾向があります。
- 収納場所の高さを測っておくと、買ってから置き場所に困りません。
使い方
- 使い始めは目止めをします。かゆ状の重湯を弱火で20分加熱し、そのまま冷まします。
- 火加減は中火までにとどめ、空焚きは避けます。急な温度差がひび割れの原因になります。
- 鍋底が濡れたまま火にかけないよう、布巾で拭いてから加熱します。
お手入れ
- 洗ったあとは伏せずに上向きで置き、半日ほどかけて完全に乾かします。
- 洗剤の長時間のつけ置きは避け、汚れは湯とスポンジで落とします。
- においが残るときは、水に酢を大さじ1入れて弱火で10分煮ると和らぎます。
よくある質問
- Q. 目止めは毎回必要ですか。
- A. 買った直後と、長く使わなかったあとに行えば十分です。水がしみる感じが出てきたときにも有効です。
- Q. 電子レンジで使えますか。
- A. 商品によります。金属を含む釉薬や発熱体があるものは使えないため、取扱表示の確認が必要です。
- Q. 細かいひびが入りました。
- A. 貫入と呼ばれる釉薬の線なら使えます。地肌まで通る割れや水漏れがある場合は使用を控えてください。