きりたんぽとは|特徴・食べ方・由来
きりたんぽとはどんな料理なのか、成り立ちと食べ方をまとめました。鍋での楽しみ方、味噌をつけて焼く形、家庭で作るときの手順の目安まで、はじめて触れる方にも分かるよう整理しています。
きりたんぽとは
つぶしたご飯を杉の棒に巻きつけて焼き、棒から外して切ったものです。秋田県の内陸部で生まれた食べ物で、鍋の具として使われることが多くあります。名前は、切り分けた形が短い棒に似ていることに由来するとされます。
特徴
- うるち米のご飯を半分ほどつぶして棒状にするため、もちとは違う歯ごたえがあります。
- 表面を焼いて香ばしさをつけてから使うので、煮ても形が崩れにくくなっています。
- 鶏のだしをよく吸うため、鍋の後半になるほど味が濃く感じられます。
食べ方・楽しみ方
- 鶏のだしの鍋に、食べる直前に入れます。長く煮ると溶けて形がなくなります。
- 味噌を塗って焼き、そのままかじる食べ方もあります。おやつや酒の肴として親しまれています。
- 鍋には、ごぼう、せり、まいたけ、ねぎを合わせると香りが立ちます。
家で楽しむなら
家で作るなら、炊きたてのご飯をすりこ木で半分つぶし、割り箸に巻きつけて魚焼きグリルで焼くと近い形になります。合わせて楽しめる料理として、鶏のだしの鍋、ごぼうの笹がき、せりのおひたしがあります。
由来
山仕事や狩りの場で、余ったご飯を持ち運びやすくするために作られたのが始まりと伝えられています。のちに鶏や山の幸を合わせた鍋の具として広まり、秋から冬の食卓に定着しました。
よくある質問
- Q. もち米を使うのですか。
- A. うるち米、つまり普段のご飯を使います。もち米ではないため、もちとは異なる歯ごたえになります。
- Q. 鍋に入れるタイミングはいつですか。
- A. 食べる3分ほど前が目安です。早く入れすぎるとだしを吸いすぎて崩れてしまいます。
- Q. 家庭で焼くにはどうしますか。
- A. 魚焼きグリルで中火7分ほど、表面にうっすら焼き色がつくまで焼きます。途中で一度返します。