伊勢うどんとは|特徴・食べ方・由来
伊勢うどんは三重県伊勢周辺で親しまれてきた麺料理です。太くやわらかい麺に濃い色のたれをからめる食べ方や、家庭で近づけるための麺選びとたれの作り方をまとめました。
伊勢うどんとは
伊勢うどんは三重県の伊勢地方で食べられてきたうどんで、太めの麺を長時間ゆでてやわらかく仕上げるのが特徴です。汁に浸すのではなく、たまり醤油系の濃い色のたれを少量からめて食べます。
特徴
- 麺は直径1cm前後と太く、コシを立てずやわらかくゆで上げます。
- たれは色が濃い一方で、だしとみりんの甘みがあり、見た目ほど塩辛くありません。
- 薬味は刻みねぎが基本で、具は少なめのことが多いです。
食べ方・楽しみ方
- 器の底にたれをためておき、麺を下から返すようによく混ぜてからいただきます。
- 卵や天かすを落とすと、たれの角が和らいでまろやかになります。
- たれは少量で足ります。足りなければ後から少しずつ足すとよいでしょう。
家で楽しむなら
{'text': '市販の太めのゆでうどんを袋の表示より長めにゆで、やわらかくすると近づきます。たれはたまり醤油またはこいくち醤油にだしとみりんを合わせ、ひと煮立ちさせて冷ますと落ち着いた味になります。', 'dishes': ['釜揚げうどん', '焼きうどん', 'うどんすき']}
由来
参拝客が多く訪れる土地で、待たずに出せるよう麺を長くゆでて置いておく形が広まったと伝えられます。地域のたまり醤油文化と結びつき、たれをからめる食べ方が定着したとされています。
よくある質問
- Q. 見た目が黒いですが塩辛くないですか。
- A. たまり醤油は色が濃い割に塩味が立ちにくく、だしとみりんを合わせるため、見た目ほど塩辛くは感じにくいとされます。
- Q. 麺のコシはないのですか。
- A. コシを抑えたやわらかい食感が持ち味です。しっかりした歯ごたえを求める麺料理とは方向性が異なります。
- Q. 家庭で作るとき麺は何を選びますか。
- A. 太めのゆでうどんが向きます。表示時間より3〜5分長くゆで、湯切り後にたれとからめるとよいでしょう。