常陸牛とは|特徴・食べ方・由来
常陸牛は茨城県で育てられた黒毛和種の銘柄牛です。産地の考え方、肉質の特徴、家庭での焼き方や合う料理までまとめました。買うときの見方も紹介します。
常陸牛とは
常陸牛は、茨城県内の指定された生産者が育てた黒毛和種のうち、一定の肉質基準を満たしたものに使われる呼び名です。稲作が盛んな土地柄で、飼料や飼育期間について取り決めがあります。県内の直売所や精肉店のほか、都市部の食肉店でも扱われます。
特徴
- きめが細かく、脂が全体に散った肉質のものが多いとされます。
- 脂の口どけがやわらかく、加熱すると甘い香りが立ちます。
- すき焼き向きの薄切りからステーキ用の厚切りまで、用途が広く出回ります。
食べ方・楽しみ方
- 薄切りはすき焼きやしゃぶしゃぶにして、割り下やだしの味を合わせます。
- 厚切りは室温に20分戻してから焼くと、中心まで火が通りやすくなります。
- 煮込みには肩やすねを使い、弱火で時間をかけてやわらかくします。
家で楽しむなら
家庭では、脂の多い部位を薄切りで少量使うと満足感が出ます。焼くときは油を控えめにし、肉から出る脂で焼くと香りが立ちます。合う料理は、すき焼き、しゃぶしゃぶ、牛丼です。
由来
茨城県では戦後に肉牛の飼育が広がり、県内の銘柄として名前がまとめられました。生産者や流通の基準が定められ、今の呼び名として使われています。
よくある質問
- Q. どこで買えますか。
- A. 茨城県内の直売所や精肉店のほか、都市部の食肉店や通信販売でも扱われます。取扱店には表示があることが多いです。
- Q. 家庭で焼くときのコツはありますか。
- A. 冷蔵庫から出して20分置き、強火で表面を焼いてから火を弱め、中心まで火を通します。焼いたあと数分休ませると肉汁が落ち着きます。
- Q. どの部位を選べばよいですか。
- A. すき焼きなら肩ロースやばら、ステーキならサーロインやももが選ばれます。煮込みにはすねや肩が向きます。