干菓子の特徴と代表的な料理
干菓子とはどんな和菓子かをまとめました。落雁や飴、せんべいなど代表的な種類、よく使う材料、家で作りやすいもの、成り立ちまで順に紹介します。
特徴
干菓子は、水分の少ない和菓子の総称です。砂糖や米粉、豆の粉を型に押した落雁、飴、せんべいなどが含まれます。水分が少ないぶん日持ちしやすく、茶席では薄茶に添えられることが多いものです。小さく作られ、季節の花や風物をかたどったものが多いのも特徴です。
代表的な料理
- 落雁
- 和三盆
- 有平糖
- 金平糖
- せんべい
- おこし
- 州浜
- ぼうろ
- かりんとう
- 麩菓子
- 松風
- 打ち物
よく使う調味料・食材
- 和三盆や上白糖などの砂糖
- 寒梅粉
- きな粉
- 水あめ
- 抹茶
- 白ごま
家庭で作りやすい料理
- きな粉と砂糖を少量の水で固めた、落雁に近い干菓子
- 砂糖と水を煮詰めて冷やし固める、素朴な飴
- 小麦粉を揚げて黒糖の蜜をからめたかりんとう
成り立ち
保存のきく菓子として茶の湯とともに広まり、地域ごとに型や材料が受け継がれてきました。砂糖が手に入りやすくなった時代以降は、贈答や祝いの席でも使われるようになったとされます。
よくある質問
- Q. 生菓子との違いは何ですか。
- A. 水分量で分けます。おおむね水分20%以下のものを干菓子、30%を超えるものを生菓子と呼ぶのが一般的です。
- Q. 日持ちはどのくらいですか。
- A. 落雁や飴で数か月、せんべいで1〜3か月が目安です。湿気を吸うと食感が落ちるため、密閉して保存します。
- Q. お茶はどれを合わせますか。
- A. 薄茶や煎茶に合わせるのが定番です。甘みが強いため、渋みのあるお茶のほうが後味がすっきりします。